ここれまで理学療法士として、病院や施設での様々な障害を持たれた方とのリハビリテーションを通じ多くのことを経験いたしました。元気になって自宅に戻られた方の中には、いつまでも元気な顔を見せに来ていただける方もいれば、『また怪我しちゃった』と入院される方もいらっしゃいました。再度、入院や入所されてくる方々は、退院後や退所後の実際の生活や自立へ向けた支援に不安を抱えている方が多いことを感じておりました。実際に地域に目を向けた時に、しっかり利用者様個々の状態を考えて、自立に向けた相談、援助やリハビリテーションが受けられるところはないと感じ、それが起業のきっかけとなりました。
まずは多くの方にリハビリテーションの提供ができる場所づくりと思い、平成23年11月に『リハビリ特化型デイサービスドリーム』を開設。徐々に認知度も上がり、半日の定員15名がいっぱいになるまでの成長できました。ただ、デイサービスだけでは、外に出られないご利用者様やご自宅内での生活に不安のある方への十分なサービスができないと思い、平成28年4月に『訪問看護ステーションドリーム』を開設する運びとなりました。訪問看護ステーションでは、リハビリや介護だけでなく、看護師を中心とした医療的ケアもできるようになります。医療や看護、介護、リハビリテーションが一体となり、より良いチームとして連携することで今まで以上の大きな効果を発揮できると信じております。
また、『地域の健康』を達成するためには、医療や介護の保険領域のサービスだけでなく、疾病予防や健康管理が非常に重要です。健康の管理や健康維持につながる整体院も開設しております。元気な今から、将来に向けての体づくりや運動指導を行っています。元気な高齢者が増え、幸せな毎日が送れる街づくりをしていきたいと思っています。
ただ、私一人では、これらのことはできません。さまざま職員が協力し、お互いに成長できる、そんなチームとなれる会社作りを続けていきたいと思います。
未来の、地域の、みんなのために...
株式会社ドリーム 代表取締役
藍原 隆史